さてここから実際に食費を節約するための具体的な方法についてお話しするわけですが、結論から言えば「こうすれば節約できる」「あれをやれば支出が抑えられえる」といったノウハウやテクニックがあるわけではありません。
そして食費の予算が異なれば当然具体的な方法だって家庭によって変わってきます。そのため「こうしたら食費を抑えられますよ」とノウハウを公開しても、それで結果が出る家庭と出ない家庭に必ず別れてしまいます。
ただ、食費を抑えるにあたっての基礎部分についてはどの家庭も共通です。この共通点に注意して節約していけば、ある程度の金額までは食費を抑えることができるでしょう。
・買い物の回数
食費を節約するうえで自炊をすることは必須といっていいでしょう。そして自炊をするためにはまず食材を買いに行かなければいけません。
ここで大事なのは食材を買いに行く回数です。この回数を減らすことによって食費を予算内にまとめやすくなります。
例えば、食材を週に4回買いに行く人と週に1回しか買いにいかない人がいるとします。週に4回買いに行く人は4回スーパーに行きますし、1回しか買い物に行かない人は当然スーパーには1回しか行く必要はありませんよね。
ここで大事なのは、買い物に行く回数を減らせば自然と支払うお金が減っていくということ。なぜなら買い物に行けば、当初買う予定出なかったものをつい買ってしまったりするリスクがでてくるからです。
もちろん買い物に行っても必要なもの以外買わないようにすることはできます。しかし時には誘惑に負けてついついお菓子やスイーツを買ってしまうことだってある。
こうした衝動買いを防ぐ意味でも、なるべく買い物に行く回数は減らしたほうがいいでしょう。
コラムニストについて
- 大学卒業後、アパレル勤務から金融を生業にするため某外資系金融会社と国内保険会社に勤務という異色の経歴を持つフリーのファイナンシャルアドバイザー。外資、日系双方の日本の資産運用業界の現状と課題を踏まえて、「誰でも」理解できる資産形成の啓蒙活動を行う。
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