貯金or借金返済… まず考えたい6つのこと

借金返済中だけど貯金をしたい…とお考えの方へ
借金返済の効率を下げてまでも貯金することは必要なのだろうか?
貯金を考えている債務者の方へ、まず考えたい6つのポイントを提示する

⑴ 収入と支出のバランスが崩れていませんか
⑵ 「カツカツの生活」は今すぐ返済計画を見直す
⑶ 貯金を返済に回すことのメリット
⑷ 利息による比較
⑸ 貯金より借金返済を優先すべき
⑹ 無理な返済は逆効果
⑴ 収入と支出のバランスが崩れていませんか
まずは収入と支出のバランスをみてみましょう。

借金返済をする際には多くの方が返済のプランをたてていると思う。
もちろん計画性があれば問題は起こらないが、計画はあくまで予測値に過ぎない。
思うような計画が出来ないことが多いのも事実。

返済がスムーズにするには収入と支出の計算をすることが必要であり、収入と支出の計算をすることで目に見えて現れてくるのがわかる。

収入と支出のバランスをみてどうだろうか?
支出が悪い上にローンを組んでいないだろうか?

ローン総額が小さい金額であったとしても早く完済するための計画作りが必要。
収入と支出のバランスが崩れているうえに貯金をしようとしても生活が困窮してしまう。

⑵ 「カツカツの生活」は今すぐ返済計画を見直す
言葉ではわかりにくいところもあるので、下記の例をあげて考えてみる。

例)手取り20万円の給料(1人暮らし)の月々の内訳
・家 賃:7万円・光熱費:1万5千円・生活費:4万5千円・食 費:4万円・予 備:1万円
・月々返済額:2万円合   =  計:20万円
という場合はどうだろう。
みるからに「カツカツ」の生活を過ごしているように見えないだろうか?
改善する箇所といえば自分の生活費か食費を削らなければならない。

1人住まいや家族世帯もそうだが、家賃は支払いの中で大きな割合を占めている。
食費や光熱費も節約をしなければないし、上記は1人暮らしの場合の例だが家族世帯でも同じである。

毎月の生活費が問題になるので、ここで必ず改善する原因が見えてくる。
季節によっても支出が違う。
内訳をみて本当に必要な物をあげれば、おそらく生活費の半分くらいは切り詰めることが出来るだろう。

その原因を改善しなければ早く完済する計画も水の泡になる。
毎月予備に出る分と半分に節約した金額を合わせて、返済にまわすことを心がけて完済計画を立てるようにしよう。

残る4つはまた次回にお話ししましょう。

コラムニストについて

アン
将来ビューティーカフェを経営する目標から自分に何が足りないのかを学ぶため他業界を渡り歩く。 キャバ嬢では接客の真髄を学び、医療事務ではホスピタリティの真髄を学ぶ。 その後、美容、OLと転職をしながら現在は目標の一歩手前のアロマボディセラピストとして働く。 彼女の生き方を目標とした女性も多く、彼女から生き様と学びたいという女性は後を絶えない。