インフレ時代

みなさん、こんにちは。

東京、渋谷某所で“お金の学校”を運営しているコレキヨです。

今回のコラムでは、“通貨価値”をお話ししていこうと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

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【デフレ経済へ】
1986年、日本は空前のバブルを迎え、そして1991年に崩壊。
その後は消費税導入や、アジア通貨危機が重なり、低成長時代へ突入していきます。つまり、「失われた20年」ですね。

日本はデフレ経済から脱却できず、日経平均株価は8000円から9000円を推移、為替は1ドル75円と円高ドル安を記録。

日本経済を回復するためにはインフレ経済へ誘導が必要でしたが、ことごとく政策は空振りすることに。

【インフレ経済へ】
2012年末、一筋の光が差し込みました。
それが、「安倍政権が放った3本の矢」です。

1.大胆な金融政策
2.機動的な財政政策
3.民間投資を喚起する成長戦略

これにより、日本はインフレ経済へ突入し、
日経平均株価は2万円を回復、為替は1ドル125円の円安へ推移。経済回復への期待が高まってきています。

【インフレ経済に合う思考と実践を】
日本人は失われた20年を生きてきた結果、デフレ思考が染み付いています。

例えば、「預貯金」。
親世代から、貯金しなさいといわれ、そうしてきた国民は多いはず。

それは、金融教育を施さない日本国では必然であり、投資する選択肢が無いことにも由来するかとは思いますが。。

ところが預貯金は、デフレ経済下において、日本国民に有利な資産形成を実現させてきました。(円資産の価値上昇)

しかし、時代はインフレ経済へ変わりました。

インフレは我々の円資産をどんどん目減りさせていきます。

つまり、インフレ時代において、
稼ぎ出したお金を貯金した場合、直後から目減りしている、ということに気付く必要があります。

今日まで、資産運用は必要無かったかもしれませんが、これからは違い、投資能力を身につける必要があります。

【通貨価値を意識する】
今日から意識を変えていく、第一歩をお教えしたいと思います。

それは、お金には2つの見方があるということです。

1.額面をみる
2.価値をみる

「100万円を持っている」と認識するのではなく、「100万円は100万円なのか」と価値を考えるようにするのです。

すると、円だけを持つことがリスクであること、そして、正しい資産運用をしていく必要がある事に気が付きます。

アベノミクス、黒田バズーカ、、
これら財政政策、金融政策の向かう先は、円安です。
つまり、我々が持つ円資産が目減りする事になります。

以上からも、今マネーリテラシーを身につける必要性が高まってきている事がわかりますね。

これからのインフレ時代を生き抜く力を、一人一人が身に付けていき、国際社会で戦える日本人で有りたいものです。

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さてさて、

いかがでしたでしょうか?

このコラムを通じて、

新たな気づきが得られるような情報を

定期更新していければと思っております♬

また次回も是非お楽しみに!

コラムニストについて

コレキヨ
元医療従事者として勤務するも、直属の上司を見た時に出世後の自分を想像して強烈な不安感を覚える。 「将来の不安=資産で解決が可能」と考え25歳から資産形成の勉強を開始。 2015年からは「お金の勉強会」と称したセミナーを開講。 自ら講師として現在200名の塾生に熱弁を振るう。 実体験が元になっているセミナーは好評で、塾に参加を希望する者は後を絶えない。