前回に続いて、子供に教えたい金融知識の本ですが、まだ乳幼児の娘には早いと思いつつ。
将来正確な知識を娘に教えるために読んでみました。
この本が生まれたのは弁護士の著者が自身の13歳の息子さんにお金と投資と株式市場について教えようと書いたのがきっかけだそうですが、なるほど子供でも理解できるよう、難しい言葉を使わず、金融に関する用語等について、わかりやすい表現と例えを用いて解説しています。
とにかく、とても読みやすく、金融に関する用語が適切に説明されており、お金の種類(ドル、ユーロ、円、ビットコイン……)やクレジットカードの仕組み、株式チャートの見方といった初歩から、債券、企業分析、ファンド、PE(プライベート・エクイティ)とは何かにいたるまで、おカネの稼ぎ方・増やし方・使い方の基本を平易で柔らかい言葉使いにより学べます。
日本ではお金の話はタブーとされている傾向が強いので大人も金融について知らない人が多いと思いますので、お金についての基礎が学べる本として、大人にも推薦したい本です。
コラムニストについて
- 大手企業のグループ会社でエンジニアを12年勤める。 フルコミッションの個人事業主という、実力の世界を知り、外資系大手保険会社に入社。 5年後独立し保険代理店を立ち上げる。 その後、顧客メリットを最大化する為に、保険を扱わずに、中立的なアドバイスに特化した会社を設立。 現在では国内外の金融商品に精通し、お客様の幅広いニーズに対応している。
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